2014年8月27日水曜日

20日かけてコツコツ積み上げた儲けがIT株で一瞬で消し飛んだ

松井証券バーチャル株式。

バーチャルなんで気楽に遊んでるわけです。


いえ単なる言い訳ですね。

コツコツ勝率を積み上げた儲けが、約定とバーチャル株式へのシステム無知から吹き飛びました。

まずチャートは松井証券中心で見てたので20分遅れで株価が反映されると知らず。
なのでYahooでは株価が上がって、損失最小で抑えられるはずなのにバーチャル株式では1000円も低く大損が出る。

8500円で売れるはずなのに松井では7500円でしか売れない?
ここでシステムの不備をよく理解せず、ここはそういうものなのか(現実だったら慎重になるけどどうせ儲かっても損しても架空の金だし)と勘違いして損切り。

死んだ20万吹っ飛んだ。

次に日本エンタが不良債権化。
最安値を見つけて買い注文、バーチャルだから約定までの30分の間に底値を離脱。
高値で買うことになる。
その後、その日の高値で売り注文を出すも、約定までの30分の間にダダ下がり。


結局、損失になったので売りをあきらめて塩漬けにしたら今では損失14万円。

約定が1分以内だったら上記は損は数万程度で済んだはずだし。
二つ目は約定がすぐだったら底値で買い、高値で売りという理想的な短期売買だった。
それが今では売るに売れない不良債権、十数万の損を見るたびに汗がダラダラ出る。
痛い、すごく痛い、心臓に悪い(バーチャルなのに何でだ?)
その後、損確の売り時も約定までの時間(その間にさらに下がる)を考えると全く手を出せくなった。

このままバーチャルを楽しむなら約定30分という大きなリスク(厳密な意味のリスクは危険の確率分布がわかってるものを指す)を見通して先の先を読んだ売買をするか。
そういう株に手を出さず、リスクを回避するか。

どちらかだな。

IT株以外は損損得という感じで少し負け。
IT系を外しても株は私には難しそう。

2014年8月22日金曜日

トレダビ経験約一か月 今月980万~1037万へ

トレダビを7月から始める。
トレダビとは松井証券の主催しているバーチャル株式の一種。

現実の株と同じ値段で株を売買するが、その損も得も架空のマネーとして結果が出る。
株の練習場である。

株は経験がないのでここで1年間修業することとした。
sinapusu2002として登録。


1000万円からスタート。
まずは1000万という金額のありがたさを実感。
この金額、それなりに分散投資できそる。
損失がでても現金に戻して戦略を立て直せるちょうどよい金額である。

1億とか想像もつかない金額だし、一億の運用に慣れても意味がない。
100万だったら、儲けが薄すぎて、普通に働いたほうがよいし、損が出たら立て直せない。

素晴らしい設定を実感。

さて登録して2014年7月初めての株(バーチャルだけど)。

株価は高値圏、その上イラクの地政学的リスクで軒並みダウンという厳しい状況で適当によさそうなのを買う。

結果は選別銘柄以外値下がりという現実に右も左もわからず損失出しまくり、勝率最悪。
980万円で8月に突入。

その後、地合いがいいのか8月はやたらと好調。


2014年8月21日時点で勝率66%、37勝19敗。

短期売買で細かな利確を繰り返し980万から1037万まで到達。
マイクロニクスの底値を見余って9万の損を3回繰り返さなければ、売買手数料3回+27万で
84万以上の利益だった。
これだけは8月は痛かった。
これ以外は損したり得したり得したりいい感じ。

8月は地合いがいいので(といっても比較は7月の体験しかないけど)注意深く買えば勝手に上がるという感じだった。


売買はチャート中心で運用。
月曜日は個人投資家(企業の評価ができない人たち)が売買するから効率的市場仮説はたぶん崩壊している。
月曜日はかく乱要因で出鱈目に変動していると予想。

火曜から金曜の昼後以外は、プロ中心で売買しているから効率的市場仮説が働いているとみる。
月曜以外午前上がり、午後下がりの株がねらい目。
お昼はランダムに株価が変化しているとみるべき。

火曜から金曜だけをまじめに見てプロの意見をチャートから読み取る。

チャートを一番信頼する理由は簡単。


1 まず複雑高度化した現在の企業経営を判断できる人は少数。

2 素人目に高度な技術や投資に見えても業界人からはダメだとみられてるかもしれないし、その逆もありえる、判断できるところもあるかもしれないが素人判断はよくない。

3 世界中で色々な事象があり、その結果が株式に反映されるなら、それを把握することは個人には不可能、企業活動を判断するなどおこがましい

4 企業や業界動向は知恵を振り絞って戦う、この結果を見極めるなんて無理。

5 株式はベクトル場に反映されたフラクタルなカオスアトラクターを描く、そしてベクトル場のベクトルは時々刻々と変化しその結果が株式に反映される、これを見極めたほうがよいのでは?

6 膨大な心理学的調査の結果、人間は自分の判断で株価が上がった時、本当は別の理由で上がっていても自分の信じた理由で上がったという学習をしてしまい、逆の時は学習が弱い。そして単純な株価モデルで考えても半々で上下する。つまり50%の確率で出鱈目な予測を学んでしまうのである。

7 株価は最終変数でありここにすべての結果が反映されるならこれを重視すべきだ。

それでも一応真面目に企業調査は考えはしますが、1から6の理由がある以上、安易な判断はしたくないのです。


by 堀江 伸一